
女のいない戦地から三年ぶりに帰ってきた男は、三年分の精子を若い女にぶちまけた。 d_129982
その男は『国のため』と言われ、死にもの狂いで
戦争の前線で殺し合いをしていた。
しかし、敗戦という形で帰国してみれば
国は男を助けようともせず、
『今後は自分で勝手に生きろ』と
まるで男は棄民扱いだった。
そんな男の心はすさみきり、
道徳の心は一切残っていなかった。
男は空いた腹を満たすため山の中にいた。
そんな男の前に
山菜でも採りにきたので…