電心工房あかペスカ

日々、まじめに練習に打ち込むあの娘には、誰にも言えない秘密があった。 どんなに走りこんで どんなに体が疲れ果てても その奥 そのまた奥から湧き上がる「欲求」が疼いてしまう…。 シャワーで汗を流しても 心に宿った欲望までは流されず 頭の中は「あのこと」でいっぱいに…。 部屋に一人でいると ますます抑えきれない感覚 ついつい湧き上がる衝動に身を委…

「水泳部に体験入部してみませんか？」 その言葉に誘われて、日差しの穏やかな午後のプールを訪れた。 一番最初に目に飛び込んできたのは、スタイル抜群の先輩の眩しい姿。 しなやかなにスラリと伸びる手足、美しい曲線を描くその肢体を包む、濃紺の水着。 何より目を奪われるのは、その水着からこぼれそうなほどの大きな胸と、柔らかそうな尻。 指導を受けながら一緒に…

――――春の日差し穏やかな放課後。 キャンバスに差し込む斜陽が、まっさらな白を微かに橙へと染めている。 二人の他には誰もいない、放課後の美術室。 呼び出しに応じた後輩に、素描のモデルになって欲しいと乞う。 つややかな黒髪が揺れ、伏せた長い睫毛が微かに震えている。 少し迷った素振りの彼女は、恥ずかしそうに目を逸らし、やがて小さく頷いた。 「先輩…

――――近頃、彼女がダイエットにハマっている。 毎度のことながら、風呂上がりに脱衣所から悲鳴とも驚愕ともとれる声が聞こえると、 決まって彼女はソファに腰掛け、スマホで通販サイトを熱心に見るのだ。 部屋の隅には、そうして買い貯めたダイエットグッズたちが埃をかぶっている。 ・・・彼女に必要なのは、グッズではなく根気かもしれない。 そういうわけで、…

――――帰り道 突然の通り雨に駆け込んだ停留所。 夏の驟雨（しゅうう）は風物詩とも言えるが、濡れ鼠は御免だ。 ふと、視線を移せば 薄暗い停留所には似つかわしくない 眩しいほどの光景。 純白のブラウス そこからうっすらと透けて見えるのは、彼女の柔肌。 雨に濡れたか、蒸し暑さに汗をかいたのか、艶めかしく水滴がしたたり落ちている。…

――――某所に存在する、最先端科学技術を集結した研究施設。 バイオロイド研究の世界的権威である博士が設立した機関であり、 その内容は、当然ながら「極秘」とされている。 表向きに公表されているのは、 「バイオロイドに笑顔を 社会に笑顔を」 …という、抽象的なものであった。 その施設で、いったいどんな「研究」が行われているのか――…

夏の照り付ける太陽の下、練習に打ち込む「先輩」と「後輩」。 暑さにも負けず、滴る汗がとめどなく流れ落ちる。 炎天下での運動の際は、熱中症にご注意！ こまめに水分を補給し、熱くなり過ぎたら無理せず体を休めましょう。 重要なのは、我慢しないことです。 木陰でうたた寝するあの子の姿に劣情を感じたら、無理に抑えず発散しましょう。 日々の練習で、程よく締…