アビス

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ママに息子の秘密本「ママとムジュゴと乱母不狂二」を見られたら d_126245

前のは、面白かったわね。 これは、あれの続きなのね。 こっそり戻しておけば大丈夫よね。 息子にはばれないように。
アビス

ママに息子の秘密本「ママとムジュゴと乱母不狂三」を見られたら d_127516

そういえば、前に息子に質問してたんだった。 ママのこと、どう思ってるの? 聞いてみるなら、今ね。 あ、ちょうどタイミング良く。
アビス

ママに息子の秘密本「ママとムジュゴと乱母不狂四」を見られたら d_127519

そうか、でも、まあ。 まあ? これ言ったら、笑われるかな? 笑う、なんて、しないわよ?
アビス

ママとムジュゴと乱母不狂結 d_130732

あ、とムジュゴが叫んだとき、ムジュゴはどばどばと放出していた。 う、とヤベツが叫んだとき、ヤベツははっきりとした意識を失っていた。 え、とママが叫んだとき、ママはもう元のママではなくなっていた。 それは外見が変わったという話ではなくて、中のものが、見えないところが、変わって。
アビス

ママのマッケツ家畜殺頃一 d_130734

ママがキャンプ場で食事の準備をしているのを、のんびりと待ちながら眺めている。 ママが作り終えた食事が、やがて冷めないうちに分けられて出されることになっている。 まだまだ時間はすぐではなさそうだが、頑張っているママの姿を見ているのも飽きない。 ママが調理用具で、キャンプ場に持ってきていた家畜を、ヨイショヨイショしていく。 …
アビス

ママのマッケツ家畜殺頃二 d_132410

次の食事は、自分たちで捕まえて手に入れて料理しなければならない、キャンプ場だった。 困難さはなくもないことで、危険もなくはないことで、けれどもやらなければならないことだった。 やるからには、全力で食べる家畜を手に入れようと、夕暮れに染まっている池の近くへ向かう。 そこは、ちょうど今の時期が最高の段階なのか、食事にできる家畜がわんさかいる場所だった。 …
アビス

ママのマッケツ家畜殺頃三 d_132411

次の食事も、自分たちで捕まえて手に入れて料理しなければならない、キャンプ場だった。 簡単なことではなくて、安全なことでもないが、やらなければ食べるものがないので仕方なかった。 やるからには、一生懸命頑張ろうと、食べる家畜を求めて、大木が生えている場所へ行く。 そこは、キャンプ場の中でもきっちりしていそうな、がっちりとした大木の鎮座している場所だった。…
アビス

ママのマッケツ家畜殺頃四 d_133680

次の食事は、すでに自分たちで捕まえて手に入れた家畜の残りを、ちょっと違う料理にすることだ。 喋りながら作ると、良い味が出るのが決まっているのが、この窓らしい特徴だから、そうする。 いってきます、切った家畜を、刻んだ家畜を、どうのようにするのか、どのように変化させるのか。 いつかどこかで使うような挨拶にしたからには、いつでもどこでも美味しくなったりする…
アビス

ママのマッケツ家畜殺頃五 d_135827

次の食事も、すでに自分たちで捕まえて手に入れた家畜の残りを、ちょっと違う料理にすることだ。 場所は小さな店の、空気が明るくて楽しげな空間で、座る椅子のないマッケツだからこその場所。 見つけられるかと聞いたなら、運が良かった人なら、モリモリと食べることができるのだ。 けれども、一つか二つばかり運が悪かった人なら、怒りながら忘れることしか許されない…
アビス

ママのマッケツ家畜殺頃六 d_135828

家畜が料理しないでと叫んでも、ズタズタのグツグツに料理するので、家畜は最後まで家畜である。 あえて強引に家畜でなくなると命名するなら、料理という名前に変わることはできるが、元は家畜だ。 家畜が食べないでと叫んでも、モグモグのゴクゴクに摂取されるので、食べられる食事からは抜けない。 出ない、出られない、逃げない、逃げられない、料理する、食べる、そ…
アビス

ママのマッケツ家畜殺頃七 d_135892

家畜が捨てられて、切られて料理されて、新しいものを得るのが、食事という儀式で作法で構成だ。 マッケツがそれを導いて、マッケツがそれを説明して、マッケツがそこに解答を出してくれる。 殺頃は美味しいのだという解答もあれば、殺頃は残酷なのだという解答もあれば、それ以外もある。 それでも、避けては通れない解答だから、今日もまたいただきますと宣言して、歯と舌で…
アビス

ママのマッケツ家畜殺頃結 d_135893

どこにありましたか食事は、空腹でもうこれ以上我慢できないと叫び続けてきましたが、それももう。 そこに用意できていますか料理は、どうも大変な労力を費やしてくれた真心の完成度に感謝のみだ。 味は、タイミングが最適だったのか、家畜の味が存分に残っていて、感謝を超えて感激するしかない。 殺頃というなかれ、いやそれとも、はっきりというべきか、その悩みどころもま…
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